うみさんのエコー写真＆体験談

まだ3ミリという小さなおたまじゃくしの形をした赤ちゃんを見た時、とても生きているとは思えませんでした。でも、力強い心音を聞いてお腹の中で命が芽生えてる実感が湧き胸がいっぱいになりました。その時に母としてこの子を一生大切にしていかなきゃという使命感と、責任感、不安や喜びの感情が一気に押し寄せました。3ミリの大きさでもとても愛おしく思えます。

つわりが悪化し、毎日の嘔吐で体重が一気に2キロ落ちました。ご飯も作れず、ベッドから起き上がるのでさえしんどかったです。検診で赤ちゃんを見る時は嬉しいですが、それ以外は気分が沈んで家でもずっと寝たきりでした。とにかく辛い、気持ち悪いという気持ちしか頭になく、正直赤ちゃんを可愛いと思えなかったり、妊娠前の体に戻りたいと思うこともありました。

赤ちゃんらしい姿を見て成長の速さに驚きました。私がご飯を食べれなくても大きくなっている赤ちゃんを見て、赤ちゃんも頑張っているんだと思い励まされた気持ちになりました。音や光に敏感になったりお腹の毛が濃くなっていき、赤ちゃんを守るために体が変化しているんだなぁと実感しました。トイレも2、3時間に1回のペースになり、夜中にトイレで目覚めるのは不快でした。

つわりが終わったと思ったら次の日からまた嘔吐が続いたりと、まだ体調は安定せず何度もくじけそうで毎日のように泣いていました。その度に毎回旦那さんが励ましてくれるので、心の支えになりました。 話を聞いてくれたり、仕事終わりなのに自分でご飯を作ったり、洗濯物も干してくれたりと、旦那さんが全力でサポートしてくれたのでとても助かりました。

性別が男の子だとわかりました。妊娠が発覚した時から男の子のような気がしていたので母の勘は当たるものだと思いました。将来パパとキャッチボールするのかなとか、仮面ライダーのおもちゃをおねだりされるのかなとか、性別が分かるとますます夢が膨らみます。友人にも妊娠を報告したり双方の両親にも性別を告げるとみんな嬉しそうで、喜びを共有できる幸せを感じました。